まずは、キス。

「ん、ちゅ……、くちゅ、ちゅく。ふぁ…あ、ん、せんぱい……」

「くちゃ…、ちゅぷ、ちゅぅ…ん、ふ…はるか、さん」

 今度は先輩も舌を動かしながら、二回目のキス。とけちゃいそうなくらいに甘くて熱烈なキスだった。

「はぁ…は」

「ふぁ、ん」

 キスを終えて、ちょっと体を浮かせて見つめ合った。

 熱く潤んだ瞳に先輩の顔が映ってる。恥ずかしくてたまらないという風に顔を真っ赤にさせて、私と同じように瞳を潤ませて。

「んっく……」

 そんな先輩に今さらながら生唾を飲み込んだ私は

(あ……今のって……)

 も、もしかして先輩の、つ、唾を飲んじゃったのかな? あ、あんなにキスしたんだもん。ちょっとくらい私の口に入っててもおかしくないし……

 な、なんだかものすごく恥ずかしくなってきちゃった。だ、だって先輩の、先輩の……

「っ!?」

 急に体がガクンって下がったかと思うと

「んむッ!?」

 先輩に口付けを受けていた。

 ちょっと前も感じた先輩の唇。やわらかくて、ぷにぷにな先輩の唇。

「ん、ちゅっ……ぱ」

 今回はそんなに長い時間じゃなくてすぐに解放されたかと思うと

「もぅ。ちゃんと私のこと見てくれなきゃだめですよ、はるかさん」

 ちょっといじけたように先輩がそう言っていた。

「わ、わかってますよぉ」

 そ、そうだ今は先輩に、す、するのが、目的なんだから私が恥ずかしいとか言ってる場合じゃないんだ。

 え、えっとだから

「…………」

 私はまた先輩の顔の横に手をついて体を浮き上がらせた。

 改めてみる先輩のちっちゃな体。小学生なみとまでは言わないけど、とてもひとつ上だなんて思えない。

 そんな先輩は今上半身は花柄のブラジャー、下半身には少しフリルのついたスカート。

(ど、どうすればいいんだろう……?)

 む、胸とか触ったりすればいいんだよね。あ、ま、まずスカート脱がせたほうがいいのかな? そ、それともブラ外したほうがいいのかな? え、えっと、そ、それで揉んだりとか、な、舐めたりするんだよ、ね……

 そ、それに…………あ、あそこ、触ったりとか………そ、そこだって、な、なな、舐めたりとかもするんだよ、ね……

 わ、私がさっき言った愛したい、ってそういうこともするって意味、だよ、ね。

 そ、そんなのできるのかな……? 

 どんなことするかっていうのは大体は知ってるし、先輩とも、い、いつかはするかもしれないって思ってたけど、わ、私からなんて……。

 私が今まで思ってたのは先輩からされること。いつもの調子で私が困ってもちょっと強引に先輩がし、してくれる、こと。

「あ、は、はるかさん?」

 う、ううん。できる。

「あの、無理には……」

 違う、したいの。先輩のこと、愛したい。

 先輩のことが好きだから、愛してるから

「ん……」

 まず、左胸の傷にキスをして

「はるか、さんっ。んっ」

 強引にブラをめくり上げると先輩の胸を露出させた。

 滑らかな肌に小さな丘陵、天辺のピンク色の可愛いつぼみ。

「先輩……とっても、可愛いです」

 胸がすごく高鳴ってる。みただけでこんなに。

「……どうせ、私のは可愛いですよ」

「あ、い、いいえそういう意味じゃなくて。あ、あの……さ、触ってもいい、です、か?」

「愛してくれるんでしょう? あ、でもブラジャーはちゃんと外して欲しいですかね。さっき、ちょっと痛かったですし」

「あ、す、すみません」

 私はあわてて先輩の背中に手を回して、ブラのホックを外した。

 パサ

 それをベッドの下に落とすと今度こそ私は

 フニ。

 先輩の胸に手を伸ばした。

「ん……」

(あったかい。それに、ちゃんとやわらかいんだ……)

 えっと、揉んだりすればいいんだよ、ね

 こう、かな……

 私は左手で包み込んだ先輩の胸に力を込める。

 そうすると、指が胸に沈んでいってちょっと力を緩めると押し戻される。そんなことを何度か繰り返していると

「…ん、ふ……ぁ」

 先輩はくぐもった声をあげる。

 それは聞こえていたけど、私はなんだか先輩の胸に夢中になっていて今度は両手を先輩の胸に添えて同じように揉みしだく。

「は、はるか……さん。……ふぅ、ん……んぁ」

 あ、あとはえっと、こうしたりとかして、いいのかな。

 私は左手はそのまま右手の指で、先輩のち、乳首をつまんだ。

「んっ……」

 あ、摘めちゃうんだ。こういうの、固くなってるっていうんだよね? つ、つまり

(感じて、くれてるんだよ、ね?)

 先輩が私で……

 も、もっとしてあげなきゃ。

「あ、っふ…ん、は、…んぁ……はぁあ」

 胸を揉んで、乳首を指で擦って摘んで、これでいいのかなんてわからないけどたどたどしく先輩のことを愛していく。

「はむ……」

 下から押し上げるようにもんでいた私は乳首をそっと口に含んだ。

「ぁっ! はるか、さん……んぁ……それ、はぁ……」

「ちゅぅう……あむ……ぺろ。ちゅ、ちゅぅ」

 まず吸ってみて、唇と唇ではさんだりして、周りを舐めまわしたりして、また吸う。

 ぷにぷにってグミみたいで、味なんてないだろうにすごく甘く感じて夢中になっていく。

 だって、

「ちゅ…ぷ。はむ…」

「はぁ…あ…ん、はー…ふ、ぁ」

「かぷ…ちゅぷ、ペロ、ぢゅぅ…」

「あっ…あぁあ…んぁ…あ、ふ、はあ」

 先輩がこんなに色っぽい声を出すんだもん。もっとって思ってやめられなくなっちゃう。

 感じてくれてる。先輩が、私の愛撫で。キスで。

(そうだ……一緒にキスしてもいいんだよね)

「ぷぁ…先輩」

 私は先輩の胸から一端顔を上げると、先輩の顔を見つめた。

 先輩は顔を真っ赤にしてて瞳を潤ませてるのはかわらない。でも、なんだろう、こういうのが蕩けた表情っていうのかな。すごく熱っぽくて、可愛くて、色っぽい。

「……っはー、は……はるか、さん……んっ!?」

「あむ……ちゅぷ…あ、ちゅ」

 先輩が私を呼んだのと同時くらい私は先輩の唇を奪った。

 さっき二回したのとは違って、今度は積極的に先輩の口の中へ舌を伸ばす。

「……ぺろ……ぢゅぅ…あむ……ん、ぷぁ…くちゅ、にゅぷ……」

 舌先で先輩の舌をくすぐって、舌の裏を舐めて舌と舌をこすり付ける。

 チュク、ちゅ、じゅぴ……ちゅ

 キスの音が響く中私は先輩の胸に手を伸ばした。

「ん……ぅ…ぅ、んあっ……んっ!!」

 と、先輩は急に身を強張らせてた。

「っ!!?」

 それが先輩が苦しがってたんじゃないかって不安になった私はすぐに体を離した。

「せ、先輩、い、痛かったりしました?」

「はぁ、…はっ…は……い、いいえ。大丈夫、です。その、ちょっと、なんていったら、はぁ…いいん、ですか、ね……すごくて、はぁ」

 くたっと疲れた感じだったけど、先輩はどこか嬉しそうに一端目を閉じた。

「先輩……」

 私は先輩の体の上からどくとベッドの上に座って、先輩の体を見つめる。

 可愛くてちっちゃな体。それはさっき見たのと変わってないけど、胸がすごくテカテカしてて、それが私の唾液かと思うとすごく恥ずかしい気分になる。

 でも、それはどこか嬉しくて。

「はぁ……ん。もう、大丈夫です。続き、してください」

「……はい」

 私は胸をあったかくしながら先輩にもう一度口付けをしてく。

「ん、はぁ……」

 唇を触れ合わせるキスをして、指と指を絡め合わせる。

 それからまた軽くキスをすると、今度は先輩の傷に口付けた。

「あ……、ん」

「ん……ふぅ、ちゅぱ」

 愛を込めて傷を慈しむ私は、その中である考えをしていく。

(さ、触っても、いいんだよね……)

 いちいち自分のすることに自問自答しなきゃ進めない。もう、キスもしたし、胸も触ったり、な、舐めたりもしたし、ここまできたら何でもしてもいいのかもしれないけど……

 で、でも、あ、あそこは……嫌とかじゃなくて、その、やっぱり、あの……

 けど、愛するっていうのなら……

 私はお腹に当てていた手を恐る恐る下へと滑らせていく。

「っ……」

 先輩の体がまた、ビクって震えたのがわかった。

 どこに向かうかをなんとなく察したんだと思う。

 ドクン、ドクン、ドクン。

 私も手が震えてる。

 でも、なんとかスカートのホックを外して、それを先輩の足に滑らせていって……パサっとしたに落とす。

 それから

 チュク。

(あ……)

 ちょっと、濡れてる。

 ショーツの上から触ってもわかっちゃった。

 薄い布地が湿り気を帯びて、熱さを持っているのがわかっちゃった。

「ん、ふ……ぁ」

 先輩は泣きそうなくらいに恥ずかしそうな様子だった。でも、それを表にださないようにしてるみたいで、ちょっとせつなそうな顔になってる。

 そう、だよ。

 今、一番不安なのは先輩だ。

 あんな風にいつもいつも、余裕がありそうにしてたりしても先輩は私と一つしか違わなくて、私と同じまだまだ小さな女の子なんだ。

 私……私が、頑張らなきゃ。

 さわ

 ショーツの上から少し力を入れる。

「ぁん! はるか、さん」

「大丈夫です、先輩」

 不安そうに声をあげる先輩に私は根拠もない上になにが大丈夫なのかすらわからないけど、そう言っていた。本当はもっと他の言葉があったのかもしれないし、こんな大丈夫なんてなんの意味にもなっていないけど、今の私にはこういうだけで精一杯だった。

「……は、はい」

 でも、先輩には、なんていうか気持ちだけは伝わったような気がして、私は手の動きを再開した。

 指を押し付けると、今度は湿っているっていうのがはっきりわかる。

 つまり、それって……私のこと、先輩が受け入れてくれてるってこと。下手な私で感じてくれてるってこと。

 が、頑張らなきゃ。

 視線を先輩の体に集中させたまま私は、先輩のショーツに当てた手をマッサージするみたいに上下左右に動かしたり、

(これ……)

 下着の上からでも手ごたえを感じる場所、ク、クリト…リスを刺激したりした。

「ん、ふあ……ん、はぁ……ん」

 声が出ちゃうっていう感じの、声。甘くて、熱っぽくて、とても先輩の声だなんて思えないくらいに蟲惑的だった。

(あ、そ、そうだ)

 さっきからずっと先輩のお腹辺りから視線を動かしてなかったことに気づいた私は空いていた手を先輩の胸に持っていった。

「ぁん! そ、そっちも、一緒に、ですか……?」

「は、はい」

 さっきから私は言葉足らずというか、ほとんど一言で済ませていた。

 だ、だって、なんて言ったらいいのかわからないんだもん。

 好きとか、愛してるとか、かわいいとか、もっといろいろムードのあることとか言ったりすればいいのかもしれないけど、そういうの、頭には浮かんだりしても、声にできない。

 っていうよりも、する、のだけで精一杯で頭の中が真っ白のなっちゃってる。

 ムニムニっておっぱいをやさしくもみながら、下に当ててる手で刺激する。

 どうやったら上手なのかとかはぜんぜんわからないけど、とにかく一生懸命に先輩のことを愛していく。

「あ…ん。ふ、ふふ……はぁ、あ……はるか、さん」

 それでも先輩は艶っぽい声と一緒にたまに、嬉しそうな声をしてくれて私は安心と一緒に嬉しくなった。

(…………えい)

「ぁ! っ〜〜」

(あ……こんな、のなんだ……)

 まったく触ったことがないっていうわけじゃない、けど、ひ、人の触るのなんて初めてだし……

(……やわらかくて、熱い。それにちょっとぬるってしてる)

 もぐりこませたショーツの中にそんな感想を持って、私はショーツの上からしてたのとおんなじように手を動かして

「……ん、ちゅ」

 先輩の【心】にキスをする。

「は、はぁ……ん……んん」

(……先輩。大好きな先輩)

「ふぁ……ん、はるかさん……好き、好きです。ん、は…ぁ」

(もう、引け目になんか感じさせない。もう、自分のこと気持ち悪いだなんて言わせない)

「んっ……ふぅん、くぅ…んは、…は、ふぅ」

(もう、私のなんだから。先輩の唇も、ちっちゃな胸も、体全部、この傷だって私のなんだから。全部、全部私が愛しちゃうんだから)

「はるか、っさん……わた、私……も、う……なん、か。ぁんっ!」

(先輩……)

 心で思っていながらもキスも、胸も、あそこも変わらずに責めていた私に先輩のせっぱつまったような声を聞こえてきた。

(イキそう、なんだよね……先輩が、私で……)

 動きを強めた。

 右胸を指でいじりながら、左胸近くの傷を激しく愛撫して、もうぬるぬるになってる手で膣の周辺と皮のむけたお豆をこする。

「は、っ、はるか、さん、…あ、はるかっ、さん」

「ん、ちゅ……ちゅ」

 クチュグチュ、チュプ

 キスの音とあそこから響く音。

 それが私の心までも熱くしていき、徐々に先輩の声は

「あぁ…あ…ふ、んっ。んっ」

 短く、大きくなっていって

「はるか、っさん……んっ。わた、し、はぁ…んっ…く、ぅん…んっ! っ〜〜〜」

 体を一瞬ビクンってさせたかと思うと、次の瞬間には脱力させて、私は先輩に何が訪れたのかを理解した。

「先輩……」

 手も、口も離して先輩のことを見つめる。

「はぁ……はぁ……は」

 先輩はくたーっとしながら荒い息を吐いていた。

「……………」

 私はなんとなく、ぼーっとその様子を見ていたけど

「ふ、ふふ……はるかさんがここまで強引な人だなんて、知りませんでした。急に、こんな、心の準備だって、できてなかったのに……」

「え……」

 その一言に一気に我を取り戻す。

(あ、……あ、……わ、私……)

 私の唾液まみれになった先輩の体と、先輩のせいでぬるぬるになった手を交互に見た私は

(な、何しちゃったんだろ……)

 わたし……

 せ、先輩はいいってはっきりは言わなかったのに、勝手にこんな……?

 ど、どどどどどどうしよう。こんな、……こんな……

 せ、先輩に、え、エッチなんて……

 さっきまで火照ってた体が一気に冷え込んでいった。だ、だってこんな私、こんな先輩に、先輩と……

 頭の中でさっきしちゃったことがぐるぐると回ってる。

(ほ、ほんとにしちゃったんだ……)

 またかあぁって体が熱くなっていく。

 ちゅ。

(え?)

 先輩の目の前で百面相をする私のほっぺに湿った感触。

「ふふ、冗談ですよ。もう、はるかさんってばかわいいんだから」

 見ると、先輩はいつのまにか体を起こしてて私のすぐ横に座り込んでいた。

 どうも先輩にキスされたみたい。

「はるかさん……」

(あ……)

 上目遣いに見つめる先輩の甘い声に、上気した頬。

 キス、したがってる気がした。

「先輩」

 私はゆっくり目を閉じると、ベッドに置かれた先輩の手に指を絡ませ

「ん、ちゅ……」

 口付けをした。

「ぁん…ちゅく…ちゅにゅ…くちゅ」

 ねっとりと舌を絡めあわせ、私はつなげていないほうの手を先輩の傷に当てる。

 そして、そのまましばらく濃厚なキスを交わす。

 ポタ

(っ?)

 不意にその手に落ちた暖かな雫。

 その生暖かな雫が、もう一滴、二滴と落ちてくると私はその正体をしった。

(ないてる……泣いてるんだ)

「あむ、ん、ふぅ…ん、ちゅぷ。ぬちゅ」

 つないだ手に力を込めて、傷を指でなぞって激しくキスをした。

 このまま二人の体が溶け合っていくんじゃないかっていうほどの濃密な口付け。

「っ……はぁ…はぁ」

 そんな愛そのもののようなキスを終えた私たちはお互いに荒い息を吐きながら見つめあった。

「きゃん!?」

 と、先輩は急に私の体を引っ張ったかと思うとそのまま一緒に体を倒していった。

「……はるかさん」

 頭を抱えられて、先輩の胸に当てられる。

 ドクン、ドクン、ドクン

 先輩の鼓動。先輩の生きている証。先輩の音。

「愛しています」

 そして、先輩の愛の言葉。

「……私もです」

 今感じられる先輩のすべてが愛おしくて私もおんなじ意味の言葉を返した。

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