やっとここまで着ました……長かったです。過去編なんて二話くらいでさっさと終わらせる予定だったんですけどねぇ。

 今までこのHPでは軽くしか触れていなかったことなのでちゃんと描こうかと思ったらこれだけかかってしまいました。それでも、正直言って全然だと思います。沙羅は本気で向かい合った結果……想いを爆発させてしまいましたけど、私のほうは結局きちんとは迎えませんでしたね。見たくないものを見ないで歩いていく事はできるかもしれませんけど、やっぱり目をそらし続けてたらダメですよね。

 沙羅の想いに現実感をもてないのは、私の心の弱さですね。

 と、それはともかくとして、沙羅の行動はある程度しかたのないことだと思います。正直言って、人として許されることではないですけど、でも少なくても沙羅にとってはそれしか道がありませんでした。通常の恋ですら気持ちを打ち明ける事は簡単じゃない。なのに、同じ学校で親友で、同性で……本人に拒絶されるのを恐れる事はもちろん、周りからの目だって気にしてしまいます。でも、友達でいたら待っているのは本編でも書いたように地獄です。恋の相談でもされでもしたら……不安なことばかりが先立ってしまうのは無理ないことで、沙羅の行為は決して許されることではないですけど、それだけはわかっていただけたらなと思います。

 

 と、それもさておき、やっと現代に戻ってきましたね、というか戻ってきました。……これからどうしようw と、冗談にしたいけど冗談じゃないことなのですが……どう、沙羅と望を描いていけばいいのか……何を求めてどこを目指せばいいのか。まだ漠然としか見えていないです。ただ、どういう結末となろうと二人に後悔のない生き方をしてもらいたいです。ただ、それにはまず私、ですよね。

 頑張ります。

 

 ちなみにあまり自分で書いたものに好きなシーンというのは思わないのですが、今回の沙羅が、悩んでいるのに望へのメールには普段どおりに返してしまうというところは気に入ってます。そうしちゃう、そうできちゃうんですよね。

 それも含めて沙羅の苦しんだこと、すべてを無駄にしないようにやっていきたいと思いますのでこれからもよろしくお願いします。

 ……年齢制限をかけたほうが話が簡単に進むような気もしますが……どうしようかな。

 

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