「……ん、ぅ…悠里……くぅ」
「……すぅ…悠里ちゃん……」
大好きなお姉ちゃんたちが私の横で幸せそうに寝息を立てている。
「ふふふ……」
私はそんなお姉ちゃんたちを交互に見つめて嬉しそうに笑いをこぼす。
二人とも半身になって私の方をむいてて、腕を片方ずつ自分の体に押し付けてる。
(ほんと、可愛いんだから二人とも)
私はお姉ちゃんたちには見せない笑顔を作った。
お姉ちゃんたちってばほんとに可愛い。起きてても眠っていても大好きだけど、こんなに無防備に寝顔を見せられちゃったら……
(いたずらしたくなっちゃうよ)
「ん……ペロ……」
頭だけしか満足に動かせない私はまずは紗奈お姉ちゃんのほっぺを
「ふふ、ペロ……」
次に美奈お姉ちゃんのほっぺを交互に舌でくすぐった。
今日は紗奈お姉ちゃんからだったけど、たまたまなだけで美奈お姉ちゃんからのときもある。
けど、お姉ちゃんたちはぐっすり眠ってるから私がこんなことしてるなんて知らない。
どっちのお姉ちゃんにも内緒の私だけの秘密。
「……今日も可愛かったよ」
【私の】お姉ちゃん。
明日も、明後日も、ずーーっと可愛がってあげるからね。
あとがきかいていたら悠里がお姉ちゃんたちに気に入られるように振舞っているように思えたので黒悠里をちょっと書いてみましたw まぁ、おまけですよw おまけw 悠里はそんな子じゃないはずです。仮に続きがあったとしても悠里がこんな娘だなんて思わないでくださいw
これはこれで面白そうですけどねw