渚が可愛いですねぇw 
 最初はせつなとの簡単な後日談というか、単純に二人の希望のある未来を書こうと思っていたのになんか渚が付き合い始めてからどう関係を深めていくのかっていうのが気になってきたりもw

 せつなはたぶん、この誕生日の前から渚への想いを固めていたのではないかなと思います。でも、渚を受け入れるきっかけが欲しかった。……正確には涼香に別れを告げるきっかけが欲しかったんだと思います。
 だから、誕生日というこの日に涼香との思い出の場所をめぐり涼香と、涼香を好きな自分へと別れを告げた。
 渚にいてもらいたかったのはそのことを知ってもらいたかったのと、心細かったからじゃないかなと。渚を受け入れることは決めていてもやっぱり怖かったんだと思います。
 そして、あなたが欲しいっていう言葉。ここにたどり着くまでせつなも渚もいろんなことがあったし、思ってきた。そんな二人の想いを繋げるためのまっすぐな言葉でした。恋の辛さや不安をだんだん知るようになっていた望は、その何よりも待ち望んだ言葉を受け入れて、キスを拒絶しちゃいましたw
 渚は恋を知識でしか知らなかったし、それもせいぜい小学校の高学年レベルでしょう。キスは知っているし、それ以上の行為も知ってはいるでしょうけれど、自分に訪れることを考えたことはなかったと思います。
 今まで抱きしめたりとかはありましたけれど、それは特別な状況だっただけで、たぶん素の渚では手を繋ぐことすらできないと思いますw ましてやキスなんて絶対に無理でしょうね。ちなみに付き合い始めてすぐだから見たいなことは言ってましたけど、渚は時間を置いたところでそういう方面はなかなか進展ない気がします。
 なんか、このHPで一番純粋な子なのかなとw これから渚は色々あたふたしちゃうんじゃないでしょうか?w でもせつなにやさしくリードされながらゆっくり進んでいく……想像しただけでほほえましいですw もっとも渚にとっては大事かもしれませんがw

 でも、何気に残された時間はあと一年。それは長いような、短いような時間。
 絶対に見える別れの前に渚とせつなはどう歩いていくのかな。
 それを見てみたい気もしますが……とりあえず今回はここまでということで。少なくとも外伝としてはここで終わりなのかな……?
 今回もありがとうございました。

 

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