お待たせしました!! とは、いうもののこのゆめとの馴れ初めの話は実は四万のキリリクとしてお話を受けたものなのですが、話の展開上1話の時点で受けたお話が4話まで先延ばしとなってしまいした。まず、それをお詫びいたします。

 

 しかし、書き終えてみるとゆめの過去の話は未熟さがそのまま出てしまっているなぁと。

 別にゆめがいじめを受けてたっていうのは必要なかったんじゃないかな、と。そもそもいじめの動機が曖昧ですし。でも、中学生くらいってわけわかんないことでいじめをしますよね。本当に、100点取らないと自分の子供じゃないという親がいて、その本来優等生が学校で問題を起こしてしまったという事件が実際に近場でありましたし。

 ゆめが簡単に二人になびいてる気もしますけど、別にゆめは他人を見下していたわけでも、友達がいらないと思っていたわけでもなく、ゆめ自身は普通にしてるのに友達ができないというだけだったんですよね。だから、ある程度のきっかけで傾倒していくのは別にいいと納得させています。

 

 いじめが必要ないとはいいましたけど、それがないとゆめはともかく彩音と美咲は特にそこまでゆめのことを気にしなかったなと思いますね。やっぱり。ある程度は話す仲にはなったかも、ではありますけどいじめを受けてるのに、なんでもない顔をするゆめ。それが彩音の琴線に触れるものがあったのかも。美咲は……彩音と仲良し、だから……委員会も一緒だし……彩音を信頼してるから、その彩音が肩入れするのなら自分もゆめに興味を持つってコトということに今しました。

 

 話の展開としては、澪があっさりしすぎですよね。黒くして、三人の仲をかき回すとか、十八禁ルートも考えはしたんですけど、あまりHP上で「友情」ということをテーマにはしてなかったので。まぁ、少なくてもゆめは友情以上の感情を抱いてはいますけど。

 いえ、ゆめだけでなく彩音もですね。信じてた、信頼していたゆめを。応援してくれるといった言葉を。なのに、それをゆめは裏切った。生まれときから一緒の美咲と同じくらいゆめのことを親友と思い、大切に思っていた。なのに。

 この怒っているというのは、つまりはゆめがいかに大事な人だったかという裏返しでもあるんですけど、今の彩音にそんなことを気にする余裕なんてあるはずもなく、思い出の写真を割ってしまう。

 これからの彩音がどうするかは次話ですが、美咲の動向も多少気になったり。美咲も寂しがっているという所が三話からちらほらと見え隠れしていますからね。

 

 ある程度書きたいこともかけたので今回はこの辺で。また次回。

 あ、Passeはフランス語で過去という意味です。ほんとはアクサンテギュとかつくんですけどね。

 

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