姫乃回だった割には……結月との差を見せつけられる様な回になっちゃったかもしれないです。 部員の中で唯一昔から玲菜を知る姫乃。それは周りに対して優越感すら抱くものかもしれませんけど、姫乃にはそれ以上に負のものを背負っていると思います。 一番近くで玲菜と結月の絆を見せられてきた。自分などでは入り込めないほど高く厚い壁。それは姫乃を同じ場所にくぎ付けにするには十分すぎるものでしょう。 それどころか、天音や香里奈のように積極的になることすらできなくさせる心に住みついた毒のようなものになっているのかも。 何かがあればと思ってしまう時点で半ばあきらめてしまっているのかも。 ただ、本当に何かがあれば結月とどうなろうと玲菜のことを優先するのかもしれません。
対して結月ですが、結月は自分が世界で一番玲菜に愛されていることを知っているし、自分が一番玲菜の側にいることも自覚しています。でも、それ故に遠く思っているのかも。結月の端々にそういうところがありますが、今回のラストのシーンではそれが顕著でした。 姫乃は何かを期待しているのかもしれませんが、結月こそ今を変えてくれる何かを待っているのかもしれませんね。 にしても、この二人は本当にただ一緒に寝てるだけなのかなって思うほどに仲良すぎです。 もっとも、二人の心の中は穏やかではないかもしれませんけど。
乃々は……特になにもないですw 玲菜をいじるためと、姫乃を鬱にさせるためだけに出た感じですね。
とりあえずこれで一通りのお話をしましたが、結月は特にない予定です。ただ、次は結月を中心に全キャラですかね。その次に玲菜の秘密に触れるような形で行こうかなと思っています。