聖ちゃんがひどいのは仕様です。
と、まぁ冗談は置いといてもう一波乱です。聖ちゃんはここまで色々してきて、前回撫子に許してもらいましたがそれだけで済むほど簡単に生きてきてないです。
けど、決して撫子を傷つけようという意志ではないです。まぁ聖ちゃんの意図とは関係なしに撫子は傷ついているでしょうけど。
撫子は青天の霹靂というか、本当に予想していなかったでしょう。自分は聖ちゃんの恋人で、聖に信じられていると思っていましたから。
もちろん、それは聖側から見ても間違っていないことです。けど、やっぱりそれも生きてきた世界が違う。幸せに生きてきた撫子には聖ちゃんの撫子を思っての決断を理解するのは難しいです。
別れようと言われてすんなり受け入れる撫子ではないでしょうけど、この前とは状況が違って聖ちゃんの心を動かすのは簡単じゃないです。というよりも信じるとかという言葉じゃ無理な気がします。何もできないということはあるわけないので、撫子にも頑張ってもらいますが頑張るべきなのは……聖ちゃんのほうですね。
というわけで、実は次回を最終話と考えていますが聖ちゃんをメインに進めさせていただく予定です。
ちなみにネタバレかもしれませんが、ハッピーエンドです。私はよほど例外でもなければそれ以外を書くつもりはないですし、苦しんだのならそれに見合う幸せをあげたいと思っているので。
色々想定と異なったままここまで来ましたが、それでも二人には精いっぱい幸せをあげたいです。
どうか二人の最後までお付き合いください。