一話のあとがきで宣言した通り、みどりちゃんに関してはほとんど進みませんでした。というか、みどりちゃんに関してははっきり言って展開が見えてますね。撫子も聖ちゃんも同じように言ってますし。私としてはあくまで主役は撫子なので撫子にとって意味あるものにしていきたいです。

 

 と、それはともかく一話でほとんど登場のなかった奏ちゃんが撫子とお友達になりました。

 もうちょっとツンデレっぽい感じにしたかったのですが、撫子に対していきなりデレすぎでした。一話で撫子が聖ちゃんに心を許したのと同じような思考ですね。独りでいて、独りでなくしてくれた相手へと心を許してしまう。ありがちですが、物語を作る上で有効だからありがちと言われるほど使われているわけなので、問題はありませんねw ……多分。

 ただ、奏ちゃんの場合は撫子が感じたようにキスを見て思ったことは撫子と同じではなかったです。それが奏ちゃんとの関係を進めていくうえでのポイントになっていくかな。でも、とりあえずはお互いにとってただの友だちというだけで大切な存在になるかなと言った感じです。

 

 聖ちゃんは撫子と同い年なのに、考え方が達観していますがそれはいずれできればいいなと思ってます。というか、今後に備えてわざわざ無理にセリフを言わせたところもありますが……その時に、こんな意味だったのかと思っていただけたら幸いです。……そこまでちゃんと行ければですが。

 ただ、聖ちゃんがどっちでもいい、というか言わない方がみどりちゃんのためと言ってましたが実際どうなるかはわからないですね。でも、少なくても聖ちゃんは痛みを知ったほうがいいと思っている。それは聖ちゃんのこれまでから出た言葉なのかもしれません。それがみどりちゃんや撫子にとってもいいこととは限りませんけど。

 

 二話を終えて、撫子が変わった世界とそれなりにうまく付き合えているような気がしますが……それに慣れてしまっては物語としてよろしくないですよね。

 思えば、最初の連載シリーズだったS×Sでは三話にしていっきに展開を進めてしまっていますし、そこまでとは言わずともメリハリをつけて進めていきたいと思います。

 では、また三話をよろしくお願いしますー。

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