思ったよりも短くなってしまいましたが、これでみどりちゃんの恋はひとまず終わりです。最初は、撫子が聖ちゃんや奏ちゃんと仲良くなるためのだしに使われたような気もしますが、今では撫子をわかってもらうのにはよかったかなと思います。

 特にデートの最後でキスをしようと思って思いとどまるところなんかは撫子のらしさだと私は思ってます。ただ優しくて甘えさせるだけじゃなくて、間違っていると思ったら相手が望むことでもその相手のために思いとどまれる。その撫子の優しさはこれからもいろんな相手に活きてくるかと。……もっとも、それが撫子を色々大変な目にもあわせるかもしれませんが。

 みどりちゃんに関してはとりあえずこれで終了かな? まともに活躍したのがこの二話だけで申し訳ないですけど、あとはシナリオに絡めるとしたら撫子を本気で好きになっちゃうくらいなので。それはそれでありかもですが……おまけをかいてしまった今では少なくてもこのままではだめかなと思います。この先何かが別かもですが。

 ちなみに私は恋はやっぱり伝えるべきものだって思います。可能性があるとかないとかじゃなくて、自分の成長のために。痛みを避けていたら、人は変わっていけないから。……書いてて鬱になりましたが。とにかく思いっきり泣くってどこか気持ちいいものだし、当たって砕けるっていうのも長い人生にはやっぱり必要だと思います。

 まぁ、今回のみどりちゃんのように言わないっていうのも勇気のいることだし、どっちが正解っていうわけじゃないとも思ってますけど。

 さて、みどりちゃんの恋のことも一区切りということですし、次は……奏ちゃんですかねぇ。四話の時にみどりちゃんのことが終わったら奏ちゃんのことをどうにかしたいって撫子が言ってましたし。

 あ、でもこの二話名前しか出なかった聖ちゃんもちゃんと出る予定なのでご安心を?

 では、また次回。  

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