終ってません!! と、まずはお伝えしておきます。確かにここは一つの終着点かも知れませんがでも三人の物語はまだ完結してなく、まだやりたいこと、やらなければならないことは残っているので続けたいと思います。告白は終わりじゃなくて始まりですから。

 

 しかし、ひとまずは決着がついたわけですけどすでにお読みになっていただければわかるとおり、せつなとのシーンで気力がついてあきらかに美優子のほうがずさんとなってしまいましたw あんまり感情移入すると展開にも支障をきたすからしないようにしてきたはずなんですけど、せつなが切なすぎて(……すみません)あんまり美優子のほうに集中できなくなってしまいましたw 

 でも、せつなとのシーンだってもっとせつなの内面を表したかったんですけど一人称だとつまりは涼香の感じたり思ったりすることなわけで、そんな深いところまでわかるわけないじゃんといわれると反論できなくなるし不自然さも増すのであんまりうまくできなかったのはかなり心残りです。それにせつなのことを深くやるには、心が持たないというか、せつなの本当の気持ちなんて理解できないからなのかもしれません。

 せつなとの決着のシーンから1~4話とリンクさせてますけど、美優子との時にはいらなかったですね。せつなからせつなはともかくせつなから美優子へのリンクは不要でした。

 あと、せつなに乗せられたからとはいえ、涼香の行動が急すぎるような気もしますが、結構前から美優子のこと好きなんじゃ? っていうとはところどころにいれてたりもします。十話で他の人といるのに嫉妬したりとか、ですね。無意識のうちな感じで、美優子への思慕は結構あったんです。だから、急でもないんだと言い訳しておきますw

 でも、人に乗せられてその気になっていくというのももちろんあるでしょうけど、果たして涼香はどうなのか? ただ、終ってはいないですけどもう少し終わりを意識して18話を終らせたほうがよかったかも。

 

 せつなに関して少し、彼女の想いは決して消えていないでしょう。ふられたからってその人への想いがなくなれば、それはすごい悲しいことだけど、すごい楽ですよね。でも、現実には忘れることなんてできない。忘れることのできないまま、そのまま涼香と同じ学校で、寮で、部屋で、涼香と共に過ごす。……涼香ははっきりと想いを告げることで自分と同じ地獄を味合わせないようにしようと考えていたけど、まったくの逆かもしれません。いくら、想いを告げてしまっているとはいえ応えてくれない好きな人と一緒に過ごす、これは涼香とは違うかもしれなくても地獄、です。

 

 終わりではないですけど、続けるとここで終らせておけばよかったと後悔するような気もするw 最終的な終わりは考えてないですけど、正直美優子のほうが話としては安定で、せつなだとなんというか恋愛の形としては綺麗じゃなくてもありかと考えてます。 でも、どっちかというより分岐でも用意して両方やるという手もありかなとも考えています。そういえば、時期的には十一月の終わりか十二月の頭くらいなんですよね実は、あえて見ないようにしてたんですけどせめて冬服がどんなのかとか書いておきたかった。来ているものの指定があるとイメージもしやすいと思うし、文化祭も4話くらいまではある予定でしたけどその時期には雫といたし……雫と文化祭を周ってイベントだけは残しておけばよかったかも。あと、続けるとなると絶対に無視できないのでクリスマスと冬休みと正月ですね……夏休みはうまく逃れたんですけどねー。どうすればいいのかw 行き当たりばったりのつらさを痛感するのに直そうとしないのはだめだってHP上以外でもわかっているはずなんですけどねー。

 

 あ、雫のころをないがしろにするような涼香の心境の変化ですけど雫の役目は予定だった【好き】を考えるためというよりも、目的が別のものに変わってしまったのでいいかなとも。雫のことはもちろん愛してますけど、やっぱり方向性は違うものですし。

 

 なにはともあれ、S×Sこれからもよろしくお願いします。
……そういえば、このタイトルの意味、どうでもよすぎてもうとてもいえないw

 

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