二話連続ほとんど進んでなくてすみませんw ……あと全体的に微妙すぎてすみません。

 一応、美優子が今の不満、というか物足りない気持ちを涼香に伝えられたというのはそれなりの進展かもです。些細なことにも思えても美優子にとってはなんというか、涼香が自分のこと好きだっていう証をもらっていない状態ともいえます。涼香のことを信じているけど、心のどこかでは何もしてくれない、好きとすらあんまり言ってくれない涼香のことを不安に思う時もある。

 にしても涼香はひどすぎですねw せっかくお弁当作ってもらったのにまずいって。たとえ料理の勉強が本懐としてもすべてを否定するんじゃなくていいところ指摘してあげるべきでしょう。結局、無意識でもきちんとそういうことを考えるのを拒否してるってことですね。

 

 せつなは……涼香への想いが消えたわけではないのである意味、涼香が体験していた地獄にいるようなものなんですよね。恋の地獄、恋獄、でしょうか。せつなの場合は気持ちは伝えてるというところが大きな差ですけど、伝えているからこそ自分はもう何もだめだってわかってるからそれがつらいと同時に救いでもあるんですよね。とはいえ、好きな人への想いを簡単に捨て、諦められるほど強くはなれない。出口の見えない霧の中をさまよい、それはなにかきっかけさえあれば出口へと導かれることも可能かもしれない。けど、その出口がどんなものかはわからないですよね。

 

 

 ほんとはさっさと二年生にして後輩を登場させたくもあったんですけど……つかやりたいんですけどやっぱり最初に決めた展開というのは簡単に変えられるものでもなく。というか、タイミング的に十九話で二年生にしたのならともかく今となって時すでに遅し、ですね。

 寮での後輩と先輩ってのも書きたいけど……機会があったらで。

 

 ちなみに今回のラストの涼香とせつなの会話がわかりにくいのはわざとです。次話になるのではっきり言わなかったけど、でも何のことかはある程度予想できてしまいますよね。一応、物事自体は予想できてもそれを素直には当たらない形にしますけど。

 

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