せつない、せつな(挨拶

 

 何でこうなってしまったんでしょう……個人的にはそこまでおかしくはないと思うのですが……ただ、なんというか話がおかしくなってしまった気がします。何度かいうように涼香がせつなのことを気にしてしまうのは当然だし、そうしなきゃほかの誰でもなく涼香がダメなんだって、そうは思います。でも、なんだかマッチポンプをしているようでずっと同じことの繰り返しをしているような気がしてきます。一応、後々にこのひとつひとつがあったからこそ、というのは考えてますけど少なくても今は意味もなく穴を掘っては埋めてしまっている気がします。……自己満足や思い込みで書くのは危険というのはわかってるつもりなのに。自分の未熟さがふがいないです。

 

 それに涼香が強引ですよね。せつなと話すきっかけにバレンタインのチョコというのは残酷すぎます。痛みを知ってるのならこんなことできないのに涼香を勝手に動かしてしまってますね。でも、涼香は痛みを受けている間ずっとこんなことがあって、そこまでの意識が働かなかったのかもしれませんね。

 せつなは……本当に刷り込みされてるのかもしれません。ここまでされても、涼香のことを嫌いになれない。突き放せない。好きじゃなくなれない。だけど、理由がどんなものだろうと好きという想いは本物。想っても届かないのに、手に入らないのに、求めてしまう。そして、伸ばしたい手を必死に我慢して心を殺している。想いの出口が見えない。今回涼香の闇に気づいたせつなは何を思うでしょう。ただ、きっと涼香のチョコを食べてしまうのがせつなの本音。否定できない本気の想いなんですよね。

 

 にしても、最近無駄に長くなってしまってる気がしますね。本当は美優子とのこともしたかったはずなのにせつなだけになってしまいました。無駄と思いたくはないですけど、見返してみると似たようなことがたくさんあって、やっぱり無駄なのかなぁとは想ってしまいます。もっと簡潔に、かつ涼香たちの気持ちを繊細に表せるようになりたいです。

 次話の予告……でも、ないですけど次は美優子と、ですね。一応何部とわけているのを考えてまして、十九話から次話までがこの五部、ですね。それはそれとして、それ以降はもうラストしか考えてない。いえ、最終的には考えてないですけど、どういう題材でやるかは決まってて、六部をそれにしちゃうか、それとも何かはさむか、でもこれ以上三人はつらいのではさむとしたら二年生になって後輩って感じでしょうか。でも、それもややこしくなるだけだし、ラスト、になるかわからないけどラストに向かうべきなのかな

 なんだか延々と書いてますけど、正直終わらせるのが怖いんですよね。ここまでやってきた涼香たちと別れなきゃいけなくなるのかなと思うと……固執というのがあまりいいことでないとわかってるつもりでも物事の終わりって苦手です。 

 ただ、終わらせなければいけないというのはわかってるつもりなので少しでも望む形での終わりを目指していきたいと思います。

 

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