なんだかとんでもないことになってきました……w 涼香たちもそうなんですけど、書いてるこちらとしてもこれからどうしようかなと……

 途中まではせつなの葛藤とか書いてるこちらとしてもいい加減にしろって申し訳なさでいっぱいだったんですけど、この終わり方も……

 

 せつなのしてること。これが正しいのかなんてこの時点ではわかりようがありません。取り乱す涼香に勢いでしてしまった、という感じもせつなの中でぬぐいきれないかもしれません。それでもせつなにとってはこれが精一杯のこと、……だったのかな。もちろん、涼香を本気で想ってのことなのはまちがいありません。ただ、せつなだってまだまだ子供で、せつなにできることなんて限られてて、絶望に打ちひしがれる涼香にどんなことになっても自分を裏切らない【愛する人】がいるって涼香に証明したかった。それが自分にとってどれほどリスクがあるのかってわからないわけじゃないのに。ただ、それと同時に美優子が自分に何かを話そうとしてきたということがせつなをあせらせていたというのもまた事実なんでしょうね。

 

 涼香はそれに対してどう応えるのかな。三十話のときは同じではないですけど似た状況で、打算も働いてました。けど、今の涼香にはそんなことを考える余裕はないです。あるいは必要ないのかもしれません。ただ、どう応えるにせよ大きいですよね、色々と。でも、仮に受け入れたとしても……。涼香が泣き叫ぶだけになって余計にせつなへつらい思いをさせてしまうだけになるかもしれないです。でも、そういうのも含めて涼香に【愛された】っていう記憶の上塗りが必要、なのかも。……ちょっと過激なこといってますね。なにはともあれ……どうしようw

 

 美優子は……美優子がいじわるをしているとは思われてはいないでしょうけど、何をしているのかっていうのはこの数話続いてますよね。せつなは苦しんでますけど美優子だって苦しんでますし、せつな同様に涼香を想ってのことなんです。今回せつなと話をしようとしたことも、もちろんその一巻ですが……美優子が29話の時点から進んでないですね。

 今回の終わり方があんなふうになってしまいましたが、さすがに美優子をやんなきゃ、です。

 とにかく今回もお読みいただきありがとうございました。

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