本当はこのお話である程度の区切りをつける予定だったのですが……三人……特に麻理子が思った以上に動いてしまってこんな感じとなってしまいました。

 麻理子の態度、は……まぁ、ここで解説することではないというか、する必要もない、かもしれませんがその理由については次回。まぁ、麻理子も色々抱えているんですよね。そして、いつも飄々としててもまだまだ子供なんです。

 はるかは……ちょっと脆すぎたかなと反省してます。そりゃはるかからしたら完全に彩葉さんとの関係を納得する前に、恋人ごっこだなんていわれてしまったのですから、茫然自失としてしまうのは仕方のないことかもしれませんが、力になりたいと思っていたのなら勇気を出してもらいたかったかも。……でも、やっぱり最愛の人から今までのことが遊びだったなんていわれたらまともじゃいられなくなっちゃいますよね。最後には勇気を振り絞って保健室に来ましたけど、そこに麻理子はいなかった。

 そのいない理由をどう考えるか。

 

 あと、彩葉さんについても少しやんなきゃいけないのかなーと思ってます。彩葉さんの行動の意味は麻理子が語った通りなのですが、何故そこまでするのかっていうのが今の状態ですと少し不自然ですよね。好きとは言っていますが、幼馴染でしかないと言っているのに何故麻理子のためにここまでできるのか。まぁ、実は私なりに理由は考えているのです、が……ちょっと麻理子の抱えたものとも関係してくるので、本編終了後の外伝とするか。それとも、絡めるのも手ですが……多分、前者、かな?

 

 にしても、麻理子が治らないとことが判明してしまいました。命に別状はないとも言っていますが、変わりにへたをすれば一生その苦しみ味わいながら生きなければならないことでもあります。

 ……私は身勝手なことをしているのかも。お話のためにそこまで麻理子に背負わせていいものでしょうか。それを受け入れて生きていくのは簡単なことじゃないはずです。麻理子にとってはもちろん、周りの人、はるかや、彩葉さんにとってもその麻理子の苦しみを知ってなお側にいるということは簡単ではない。もちろん、表面上はともかく、です。

 ……なんだか思った以上にはるかは大変なのかもしれませんね。そして、テーマとしても重いものになってしまいました。一部と違って二人のらしさが亡くなってしまった気がしますが、精一杯やって生きたいと思いますのでこれからもよろしくお願いします。

 

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